経営相談の材料として再確認したい6W2H
悩んだ時には、基本を振り返ることで冷静で的確な判断につながることもあります。
経営相談の前に、自社の取り組みや事業の「6W2H」を再確認してみませんか。
6W
・What
どんな製品、商品、サービスをお客様に提供しようとしているのか。
そして、それは市場やお客様に受け入れられるものかを考えます。
・Why
その事業に取り組む理由は、壁にぶつかったときに道標となる重要なものです。
なぜこの事業をするのかということは、自社の存在意義にもつながります。
・Where/Whom
Whereは想定する市場を、Whomはターゲットとする顧客を指していると考えることができます。
これらを明確にすることで、アプローチの方法を具体的に検討することができます。
・When
時間軸の概念を設定することは、事業の実行計画を立てる上で必要不可欠なものです。
どのようなタイミングで事業に取りかかるのか、人材や資金などを考えるタイミングを考えます。
・Who
その事業の担当者や、どんな人材がどれくらい必要になるのかを把握します。
これによって、社員の能力や企業としてのパワーも判断することができます。
2H
・How to
どんなノウハウや手段を活用して事業に取りかかるのかは、企業の個性となります。
競合優位性や独創性を発揮して、販売力や商品の特徴などにつなげることができます。
・How much
資金、売上高、利益目標などに進捗を常に把握して、キャッシュフロー経営している企業もあります。
具体的な資金計画や資金調達手段を確保することで、経営戦略へとつなげることとなります。
事業サイクルが短くなる傾向にある現代では、初心にかえり事業を立ち上げた理念や構想を再確認して、事業の方向性や利益構想を見直すことで、時代に合った経営ができるのです。
事業の再構築でも、基本である「6W2H」を大切にして、新たな気づきと適正な計画を生み出すことができます。当社では、事業再構築を専門とする経営コンサルタントによるトータルサポートを行います。
財務コンサルティングによって企業にメリットを生み出したいとお考えの経営者様、またM&Aによる事業承継をご検討の経営者様、そのほか様々な経営相談もお気軽にご相談ください。